「のと」の里山・里海の資源をいかした ’能登ヒバブランド展開事業’
能登ヒバから抽出したアロマオイル、精油水を活用し、たくさんの方に「能登ヒバ」の
魅力を知っていただきながら「能登ヒバ」の知名度の向上、ブランド化をお手伝いします。
本事業は石川県の震災復興地域づくり総合支援事業に2015年4月採択を受けています。
のと地域には石川県の県木である档アテの木(能登ヒバ)が広く分布しています。
「能登ヒバ」のブランド化は、のと地域の重要な産業である「林業」を盛り上げていくことにつながります。
林業の基礎である山づくりが「のと」の豊かな海や田畑をつくりあげていきます。
地域との関わり
能登ヒバ(アテ)は日本海側の湿度の高い所で育ちます。
スギなどの建材に比べ成長スピードが遅く、苗木から成長までに50~80年かかります。その間に手入れが必要とされ人間では3世代ほどの時が掛かります。
しかし林業は今、後継者不足が大きな問題となっています。
木材の価値が年々下がり、林業だけでは生活が成り立たなくなっているのが現状です。それでは林業にかかわろうとする次世代が育ちません。
山離れ⇒里山の管理不足に
その結果
・野生動物が山から人里に現れ、田畑を荒らす→農業への影響
・木が枯れ豊かな森が失われ、海に流れ込む栄養が少なくなる→漁業への影響
・豪雨時の土砂災害等の危険性が高まる→人間への影響
などといった様々な悪影響を及ぼします。
木が育つには長い年月がかかるため、早急に取りかからなければならない問題の一つです。
林業の基礎である山づくりが
「能登」の豊かな大自然を創りあげます
能登地域の大切な産業である「林業」を守ることは「農業」や「漁業」にとってもプラスに働きます。
林業に活気を与える、そのためにはまず木材の認知度を上げ、価値を高めることが林業に携わる人々の経済的な自立へとつながります。
私たちは「能登ヒバ」の魅力を発信することで、「能登ヒバ」というブランド木を広く知ってもらい、ブランドの価値を高める役割を担います。
ブランド名のATTE(アッテ)はアテの木(能登ヒバ)と会う(あう)、年輪とともに年を重ねるこれからの若者が人生の出会いの場を拡げていく想いが込められています。
能登の木を育てる「人」、届ける「ヒト」、使う「ひと」。
大自然との出会い、それは‘のと’に出会うこと、そして人との出会い、「自分」との出会いでもあります。
素敵な「出会い」、シーンに「あう」特別な香りをあなたに。
ATTE(アッテ)は「のと」の大自然から古都金沢の伝統文化まで感じさせる薫りにこだわりました。